被せ物の治療を行う際の「土台の種類」を選択いただきます。
歯の土台(コア)は目立たない部分ですが、とても重要な治療です。
どのような素材の土台(コア)を使うかによって、その歯に将来起きるかもしれないトラブルの発生率や歯の寿命が変わります。
被せ物(差し歯)がきれいで長持ちするものでも、その下の土台(コア)や歯の根に問題が起きれば、抜歯や歯全体の再治療が必要になる場合があります。治療の場所やご自身の癖(歯ぎしりなど)を考慮して決定していきましょう。
歯の土台(コア)のポイント
歯の土台は、被せ物(差し歯)の下に隠れている部分で、被せ物をしっかりと支えるための基盤となるため適切な素材を選ぶことが大切です。
トラブルの発生リスク軽減:歯にかかるストレスや外部からの衝撃を吸収し、歯全体を保護します。
歯の寿命を延ばす:適切な土台が歯根や周囲の組織を守ることで、歯の健康が長続きします。
◯治療する部位
前歯や奥歯では求められる強度や美しさが異なります。特に前歯は見た目が重要視されるため、審美性に優れた素材が推奨されます。
◯ご自身の癖やライフスタイル
歯ぎしりや食いしばりの癖がある場合、強度の高い素材が適しています。また、日常的な噛み合わせの強さや習慣も考慮しましょう。
◯予算と保険の適用
素材によっては保険適用外となるものもあります。事前に費用を確認し、ご自身に合った選択をすることが大切です。