むし歯・根管治療
こんなお悩みは
ありませんか?
- 前回のむし歯治療を中断してしまい、歯科医院へ行きづらい
- 学校の歯科検診で「経過観察」「むし歯がある」と言われた
- むし歯の治療を過去に受けたことがあるが、怖くてなかなか行けない
- 痛みはないが、歯に小さい穴や黒い点のようなものが見える
- 冷たいものや温かいものがしみるなど、症状が出ている
歯科医院へ行きづらい
…という理由がある方も
どうぞご安心ください。まずは現状をしっかりと把握することから、はじめていきましょう。
「むし歯は一度、治療すれば大丈夫」「むし歯は軽度なら放置していても問題ない」とお考えの方は多いようですが、むし歯は再発をしやすい病気であり、放っておくと歯を失う原因にもなります。できるだけ初期の状態で最適な治療を行い、再発しないようにしていきましょう。
できるだけ歯を
削らないために
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01
むし歯の原因を知る
むし歯になりやすい人と、むし歯になりにくい人がいます。その条件を知り、適切な対策をとることが大切です。
CHECK!
- むし歯になりやすい歯であるか
- むし歯菌(ミュータンス菌)の量が多いか
- 唾液の量や質はむし歯になりにくいものか
- 生活習慣はどうか(糖分を含む飲食物をよく摂る・ダラダラ食べるなど)
- 日常の歯磨きが正しくできているか
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02
むし歯の原因を取り除く
むし歯菌を確実に取り除かなければ、再発に繋がり、再度治療をすることになります。しかし、むし歯治療の最大の難点は「歯を削りすぎないようにする」ということです。歯を削りすぎると、今度は歯のエナメル質や象牙質が減ってしまい、歯を守る部分が減ってしまいます。ですので、歯を削る量は最小限に留める必要があります。
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03
再発をしない対策
むし歯の再発を防ぐためには、被せ物・詰め物の選び方も重要です。
詰め物・被せ物治療
今ある歯との間にわずかな隙間や段差があると、そこから細菌が入り込み、むし歯の再発につながることがあります。そのようなことがないように、細部にまでこだわった治療を行います。
どの詰め物を選ぶかは、素材の特長・費用の違いもありますので、ご要望をお聞きしながら決定していきます。
根管治療
根管(歯の根っこ)の治療は、建築の基礎工事と似ています。家の土台となる基礎をしっかりきれいにした上で建物を作らないと、後でぐらついたり、倒れてしまうことは想像できると思います。
根管治療では、根の中にある悪い物質を徹底的に除去し、洗浄・消毒をしてきれいな状態にします。
そして、根の中に人工物を詰め込み歯を残す治療を行います(これを根管充填と言います)。歯の根っこの数は部位や人によって異なるため、精密な検査の上で、正しい治療をおこなうことが再発防止につながります。
このようなご相談を
いただいております
根管治療は、歯科医院によってさまざまな方針があります。
治療方法や使用する薬剤の違いに加え、保険適用の歯科もあれば自費治療のみの歯科もあり、「何が正解なのか」と迷われてご相談いただくケースも増えています。疑問に思うことなどがあれば、遠慮なくご相談ください。
- 根管治療中に仮蓋が取れてしまい放置している
- 痛みの再発があり、根管治療について相談したい
- 過去に詰め物・被せ物をしたが、痛みが再発している
POINT歯科用根管拡大装置(Xスマート)
歯の根っこを治療する時(根管治療)に使用する装置です。根管治療は、感染している神経や血管を徹底的に取り除き消毒します。狭い場所を治療するため、正確さが求められます
従来の方法では歯科医師の経験やファイル(根管形成用の医療器具のこと)の操作や交換などで治療時間が長引くことがありました。この新しい装置を導入したことで、正確にスピーディーに根管治療をおこなうことができるようになりました。
※ファイルの素材はニッケルチタンというしなやかに曲がる素材です。複雑な構造の根管形状に追従するように作られています。